お塩のお役立ちWEB

最後に塩の表示ルールについて、よくある質問を紹介します。

ルールに適合した表示を行っている商品には、「しお公正マーク」がついています。
マークを表示する場所は、パッケージのどこでもOKなので、表面にない場合は裏面もご確認ください。

しお公正マークは製造方法や品質の安全性を保証したものではありません。このマークは表示ルールに従い、適正な表示が行われている場合に商品に付けられるもので、使用資格は、食用塩公正取引協議会の会員に限られます。

基本的に、一般の消費者の皆さまがお買い求めになる、包装されたすべての食用塩が対象になります。
次のようなお塩は対象外です。

食用塩のパッケージ上での表示はもちろん、広告すべての表現が対象です。

義務表示の中にそのお塩に関する情報が凝縮されています。このウェブサイトを参考にして、お塩選びにお役立てください。表示例をあげて、その意味を解説してみました。

原材料名	海水（A県）
工　程	イオン膜、立釜、乾燥

A県の海水をイオン膜で濃縮し、立釜で塩を結晶させ、それを乾燥した食用塩の１kg包装で、A社が自社工場abcで製造した商品。

製造所固有記号(＊)...同―商品を2工場以上で製造(加工)した場合に使用可能。

原材料名	天日塩（95%・B国）、海水(5%・G県) 粗製海水塩化マグネシウム(にがり)
工　程	溶解、平釜、混合

B国産天日塩をG県の海水に溶解し、平釜で煮て塩を結晶させ、にがりを混合した食用塩の１kg包装。塩化ナトリウムの割合が、天日塩由来が95％、海水由来が5％。C社がG県の自社□□エ場で製造した商品。

A国で岩塩を溶解し、立釜で塩を結晶させ、乾燥し、炭酸マグネシウムを混合させた食用塩の1kg包装の商品を、A社が輸入したもの。